腫れない埋没法で二重になる仕組み
一般的には、瞼板と呼ばれている箇所に糸を留める瞼板法という術式がとられています。
瞼板は、まゆ毛の生え際にあり、瞼板と皮膚を直接結びます。
その他に、完全埋没法という術式があります。
瞼板ではなく、挙筋という目を開く筋肉に糸を通す方法です。
糸が角膜に接触しないのが特徴です。
術後のつっぱり感や、腫れが少ないメリットがあります。
また、糸が瞼の中に完全に埋没するため、眼球を傷つける心配もありません。
瞼の厚さが薄い場合、脂肪の量が少ない場合には、糸を留める箇所が少なくなり、瞼が厚い場合、脂肪の量が多い場合には多くなります。
最小で一点、最大で四点で留めるのが一般的です。
瞼の厚みに合わせて糸の留める数を調整することで、埋没法が適応しないという方でも、切開法を行わずに二重になる可能性があります。
手術を受ける際には、症例数が多く、経験が豊かな医師がいるクリニックを探すことがポイントです。