フコイダンが持っている効果について

フコイダンは褐藻類の滑り成分に含まれている硫酸多糖類で、主にモズクやコンブ、ワカメなどの海藻に含まれています。

L-フルクトース中の糖に硫酸基が付いている硫酸基フコースを持っていないと、フコイダンであるという定義にはなりません。

フコイダンはがん細胞自身を死に追い込むアポトーシス作用や、がん細胞の増殖を阻止するために免疫力を上げて正常細胞自体を強くする免疫増殖作用を持っていることが確認されています。

さらにがん細胞に栄養を与える血管の増殖を抑える血管新生作用も兼ね備えてるので、医学界ではがん抑制について効果があるとが判明しており、注目されています。

他にも人の胃の中に入っても硫酸基を持っているので、胃酸で溶けたり変化することがありません。

そのため体内の粘膜を守り、胃の中にいるピロリ菌を硫酸基が捕獲して減少させる抗菌または抗ウィルス作用を持っています。

また美容効果があることもわかっており、肌に塗るとしっとりとして馴染みやすく、保湿保護膜を形成します。

さらに乾燥やアレルギー源から肌を守ったり、抗酸化作用によって紫外線が原因で起こる弾力成分の劣化を防いでくれます。

さらに抗炎症作用や損傷治癒作用で肌を整えるので、化粧品の原料に使われます。

ヒアルロン酸より高い保湿効果があるため、肌のハリや弾力を維持させる化粧品や孟母細胞の増殖を促進させる働きがあることから、ヘアケア化粧品の原料にも多く用いられています。

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